銀行選びのポイントとは?

長〜く付き合う銀行。金利や手数料などほんのちょっとの差が生活を便利に!選択ポイントを紹介します。金利ランキングでは住信SBIネットもTOP10入り。イーバンクは3月に手数料体系をまた見直すとか。

複数行を便利に使い分ける場合、2つの考え方があります。(この記事では、「メインバンク」という言葉を、お金が入ってくる最初の入り口である「給与振込口座」とします。)

■1つは、給与振り込み銀行から、使う予定のお金(生活費など)のみをサブバンクに自分で移し変えるという方法。この場合は、メインバンクはずっとお金をおいておくのだから金利を重視し、サブバンクは使い勝手(手数料の安さやATMが近くにあるかなど)を基準にするのがいいでしょう。

■もう一つの考え方は、メインバンクで生活費の出し入れも行い、使わないお金(貯蓄するお金)のみをサブバンクに預けかえるという方法。この場合は、サブバンクの金利にこだわりたいですね。

■あっちもこっちも口座を開くと、増えるカードの管理だけで混乱するから1行でいいという人の場合は、優先するのは使い勝手でしょうね。今日飲みに行くぞ!となった時に手数料がかかるATMを利用したりキャッシングしたりしていると、利息よりも多いコストがかかってしまいます。ATMトラブルや、銀行が破綻した場合などを考えると、本当は複数行の並行利用がいいと思います。

一般的には、メインバンクとサブバンクあわせて2行か3行で十分です。しかし、銀行は取り扱い商品の範囲が広がっていますから、その都度、有利な銀行を探すということも有効だと思います。